2017年 11月 22日
【第25回文学フリマ東京】についての告知 |
お久しぶりです(定期)。
第25回文学フリマ東京についてのお知らせです。
〇『PRANK! Vol.5 AR/VR 現実を拡張・仮想せよ!』
カ-02
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副編集長、ライター、校正として参加しています。
内容は、いつもの『PRANK!』のようなアニメやライトノベルについての評論本ではなく、VR・ARといったイノベーションについてです。これまでのようなご寄稿いただいた論考に加え、AR3兄弟・川田十夢さんと東京大学先端科学技術研究センター教授・稲見昌彦さんへのインタビューも掲載しております。
私個人としては、VRの普及についての展望を書いた原稿(「VRの存在する、あるべき未来へ」)と『ジョーカー・ゲーム』シリーズについての原稿(「To Be Modern or Not to Be Modern, That Is the Question」)を掲載させてもらっております。
「VRの存在する、あるべき未来へ」はVR、ヘッド・マウント・ディスプレイの普及の展望について書いた原稿です。そもそもVRとかARとかをどうとらえたらいいものかとうんうん唸っていたのですが、これまでにたくさんあって、これからもたくさん出てくるだろう、単に「新しい技術」の一つとして考え、その「新しい技術」が普及していく過程について考えたものです。
「To Be Modern or Not to Be Modern, That Is the Question」はAR・VRとは無関係の特集外寄稿となります。夏コミに頒布した『後発近代国家に生きるスパイたち――「ジョーカー・ゲーム」シリーズについて』を修正したものです。『ジョーカー・ゲーム』シリーズのみならず、横溝正史『八つ墓村』や夏目漱石『吾輩は猫である』、TVアニメ『輪るピングドラム』を取り上げ、私たちは果たしてどう生きるべきなのかというところまで、大風呂敷を広げたものになります。夏コミのコピー本は、内容に関してはほとんど僕一人で書いたものなのですが、ほんとに他の人に見てもらって、手が入ると格段に良くなるなあ、と感じたものです。
冬コミ原稿のほうが忙しく、僕のほうからはコピー本等は用意していません。無理です。
既刊もいくつか頒布されるかとは思いますが、追いきれていないので、頒布されるサークルの方に聞いていただければ、と思います。
それでは、よろしくお願いします。
by 95Kogikuna
| 2017-11-22 21:26
| うすいほん